2.リーダーシップは人それぞれ

 

「リーダーシップ」という言葉があります。

なんと響きの良い言葉だろうと思います。

と同時に、なんとも定義の難しいあいまいな言葉だと思います。

「リーダーシップ」の研究については米国が本場ですが、

こんなことが言われています。

 The most studied, but least understood area

(最も多く研究され、最もわかっていることが少ない領域)※1

米国にて1960年代から「リーダーシップ」の研究は本格化されたと

言われていますが、約50年もの歴史を積み重ねても、

そう言われていることを考えると、「リーダーシップ」研究領域の

難しさを実感します。ですが、「人のこと」なわけですから、

難しくて当たり前だといえば当たり前です。

「部下の気持ちを理解しモチベーションあげながら、目標に向かって意思統一をしチームをまとめげる」などと書けば簡単ですが、これほど複雑なことはありません。

だから「リーダーシップ」とは、「定義」について頭に汗を書くのではなく

「実践」を重んじる概念だと思います。

「リーダーシップ」を日本語、しかも一言で言うと・・?

 ★「指導力」

という言葉は、なかなかぴったりきます。

社会心理学では、

 ★「影響力」

なんて言葉がよく使われます。

少し付け加えると、

「人間関係における影響力」です。

なぜ「人間関係」を付け加えるのか?

人は人以外の要素・・・社会情勢や時代の空気、自然環境など様々な要素から常に影響を受けているからです。

そうすると、当たり前すぎて馬鹿馬鹿しいのですが、「リーダーシップ」とは「人」のコトだと限定できます。

人のコトだとするならば、人の数だけ「かたち」があるということです。

あなたには、あなたらではの・・・、

隣の課の鈴木課長さんには、鈴木課長さんならではの・・・、

他の会社の田中次長には、

田中次長ならではの「リーダーシップ」の「かたち」があります。

であるから・・

「リーダーシップは人それぞれ」なのです。

「リーダーの条件」という本がちまたに溢れていますが、もちろん、それら書かれている原理原則を参考にしつつ、しかし「リーダーシップ」はあくまで、その人ならでは「個性的なものである」ということを、大切にすべきだと思います。

2007.11.22


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