2.リーダーシップにカリマスはいらない!(1)

 

「リーダーシップ」という言葉について前回「なんと響きの良い言葉」と書きましたが、誰もがそう思うわけではありません。

むしろ「リーダーシップ」という言葉に嫌悪感を持たれてる方が多いことを、知っています。

ですが、それは当然のことです。

最近、下火になりましたが、

「カリマス」

という言葉が、一時期流行りました。

「カリスマシェフ」とか「カリスマ美容師」とか・・・。

そして「カリスマリーダー」なんて言葉をメディアで目にしました。

(今でも使われる言葉ですが・・・)

日産のカルロスゴーン社長やプロ野球の星野監督など、偉大な業績を上げた人を指して、そう表現していました。


「カリスマ」は、元は宗教用語で「神からの贈り物」を意味しそこから神秘性を持った指導者のことを指すようになりました。

しかし、「カリスマ」の語源はギリシャ語の「カリス」で、その意味は、

「恵み」「恩愛」


なのです。※


「わたしはリーダー向きではない」と悩む人のお気持ち、

とてもよくわかります。

ですが「カリスマリーダー」と呼ばれるような人たちがとる「リーダーシップ」を完璧に真似することなど全く必要ないのです。

「リーダシップ」に「カリスマ性が必要だ」などと言われることもありますが、それは、論を盛り上げるための局部的な話題にすぎません。

「カリスマ」とは結果、そうなるものです。

もし百歩譲って「カリスマ」に着目するなら、その語源に注目しようではありませんか!

「恵み」「恩愛」

「人に恵みを施す」のに、カリスマ性は必要ありません。

「リーダーシップ」が「他者への影響力」とするなら「恵み」はその、最大の武器になるものです。

「リーダーシップ」とは「人へ恵み」。

そう考えてみてはいかがでしょうか。

2007.11.23


*参考文献『語源由来辞典』

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