3.リーダーシップにカリマスはいらない!(2)

 

「リーダーシップ」とは「人へ恵み」。

そんなことを前回、書きました。

「リーダーシップ」という言葉から想起される、

「特別な人だけが持つ特殊な能力」

というイメージを払拭したいと思いつつ、言葉を積み重ねています。


 ★「第五水準のリーダー」


という言葉をご存知の方も多いと思います。

『ビジョナリー・カンパニー2』(日経BP社)

という本で提唱された概念です。

作者のジェームズ・C・コリンズ氏は、非常に厳しい基準を設けて、ある時点から飛躍を遂げ、その後15年に渡り業績を維持した企業の特性を調査しました。選ばれたのは、たったの11社でした。
しかも、あまり名の聞かない企業です。コンサルタントとしても著名なコリンズ氏でさえ初めて聞く会社の名前があったほどなのです。

さえ、調査に入る前、「リーダーシップ」という言葉や「リーダーの資質」

その飛躍の原因を求めることは避けようと、コリンズ氏は考えていました。

なぜなら「それはリーダーがよかったからだよ!」という安易な結論に、すぐに落ち着いてしますからです。

ところが、調査を開始してみると、
厳しい基準をくぐり抜け選ばれた「ビジョナリー・カンパニー」を率いた「リーダー」には、ある共通の特性があったことがわかりました。

その特性とは・・・、

「謙虚さ」

でした。

調査チームは、まったく予想していなかった結果に驚き「驚くほどの謙虚さ」という言葉を文中にて使っているほどなのです。

もちろん「謙虚さ」だけではなく、それにプラスして「不屈の精神」をあげています。この「不屈の精神」のことを抜かしては片手落ちです。

車で例えるなら方輪走行をするようなものです。

ただ、「謙虚さ」と「不屈の精神」という一見矛盾したような要素を内に秘めたリーダーが、偉大な業績を残していたのは注目に値します。

その特性を「第5水準のリーダー」と命名したのです。

「リーダーシップ」を発揮する人間にとって

「謙虚」であること、

とても大切なことですね。

2007.11.23


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