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『リーダーへ贈る108通の手紙』

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【105通目】「悔しさ」自己を成長させる悔しさという感情!

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《悔しさ》

                               
『リーダーへ贈る108通の手紙3』
 http://www.earthship-c.com

             11.11.25
             105通目
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  リーダー様へ

  拝啓 小雪を過ぎて 青葉の 銀杏の木  

  いかがお過ごしでしょうか?

  二十四節気の「小雪」を過ぎ、
  クリスマス・イルミネーションがますます華やかな東京。

  あらあら、来週の木曜日は、もう12月なんですね。

  朝晩と冷えるのは当然。なのですが、日中、
  「ほんとに11月なの?」と首をかしげる
  小春日和の午後が、先週から何度かありました。

  街中をTシャツ姿で歩いている人もいて、
  いつもなら黄金色に染まる銀杏の葉が、
  まだ青々としているものもあり、晩秋の意外な展開に、
  これも温暖化のせいかと、不安になります。

  ただ、節電対策の冬編は、これからが本番であり、
  11月から異常な冷え込みで、
  過剰なまでに電気の使用を強いられてしまうのは、
  それはそれで困るわけで、意外な展開な霜月の暖かさも、
  逆に、まあいいのかな〜と、上着を片手に歩く紅葉の季節です。
      
  〜〜〜  

  さて、意外といえば、日経新聞を読んでいて、
  「ある人」の人生の「意外な展開」を知り、ほんとに意外でしたので
  そのことをフックにして話しをふくらましていきたいと思います。

  「ある人」とは、日本人で初めて「世界最優秀ソムリエコンクール」
  で優勝した田崎真也さんです。

  田崎さんは、小さい頃から魚が大好きで、水産高校への進学を考えたほど。
  ですが、先生に「普通に進学しなさい」と言われ、
  ではと、工業高等専門学校を希望すると、
  「君の学力では無理だ」と言われてしまう。
  
  悔しくて、それから猛勉強して、先生に無理だと言われた学校に合格する。
  ところが、「やはり海の仕事がしたい」と、学校をやめてしまい、
  船員を育てる海員学校に行く。でも、しっくりこない。

  夏休みに、海辺のスナックでアルバイト。
  お客さんが、お金を払うときに「ありがとう」と言ってくれた。

  若き田崎さんは、思う。

  「自分が本当に好きだったのは、魚そのものでも釣ることでもなく、
   捕ってきた魚を料理し、家族に食べて
  「おいしい」と言ってもらうことだった」と。

  そして、海員学校をやめて、銀座のフランス料理店で働きだす。
  ここで、ソムリエの道を選択する決定的な出来事が起きる。

  田崎さんは、レストランで働く先輩ソムリエに聞いた。
  「私もなれますか?」と。
  すると、「おまえには無理だ」と。

  悔しい思いをした田崎さんは、なんと!このひと言で
  ソムリエを目指すことになるのです。

  自身の半生を振り返り、田崎さんはこう言っています。


『私のこれまでの原動力は、「悔しい、見返してやる」という負けん気。
 「無理」という言葉や、悔しさからそれを覆そうと
 頑張る経験がなかったら、今の私はなかったかも』

『日本経済新聞(「学びのふるさと」』(2011.11/18付け夕刊)より


    

   ☆悔しい。

 

 言葉として、いい響きのするものではありません。
 悔しがっている人は、決してみっともいいものでもありません。

  幼稚園の娘が、お兄ちゃんたちにからかわれて
  わんわん泣きながら、大きな声で、

  「くやしい、くやしい」

  と言っているのを、家の中でよく見ます。

  お兄ちゃんたちの「からかい度合い」が、目に余る時には介入しますが、
  娘は、負けん気の強いタイプなので、ちょっとしたことで、
  「くやしい、くやしい」と涙がでてくる。

  でも、悔しいという感情があるから、
  「人は成長をとげていくのだな〜」
  と、泣きじゃくる娘をみて思います。

  
☆悔しさをバネに、人は自分を高めていく。
  

  そう考えると、「みっともない」と思われがちな
  または、どちらかといえばネガティブな感情とされてしまう
  「悔しい」という気持ちは、
  私たち大人も、もっと感じていいものなのかもしれません。
    

  〜〜〜

  「うちの会社は、みんなクールなんです。
   なんかこう、熱く議論することが、かっこわるいみたいな雰囲気があって
   部署間の壁が、どんどん厚くなっていっているんです」

  リーダーの方から、こうしたお話を、ほんとによく聞きます。
  
  「熱いコトはみっともないコト」とされてしまう組織風土が
  できあがってしまった会社で、

  「くっそ〜、悔しい」

  と、職場で叫んでいたら、それこそ浮いた存在になってしまうでしょう。

  でも、どうなのでしょう?

  「まあ、だいたい、こんな感じでいいんじゃないの、そんな熱くならなくても」

  という雰囲気は、現状維持にはもってこいで
  精神の労力を節減するには、非常に適しているものの
  新たな何かを生み出していく心的エネルギーを創出する際には、
  どうも、マイナスの作用をするのではと、心配になります。 

  〜〜〜
  
  ここでの「熱さ」とは、テンションの高さとは違います。

  内に秘めたる情熱。

  そんな日本語があるように、熱さをおもてに出さない人もいます。
 
 「現状維持は後退である」との哲学をもつ寡黙な人が、
  悔しさを感じた時の内面からにじみ出てくる、
 「静かなる熱さ」ともいうべきものは、
  音をたてて燃えさかるたき火の炎ではなく、
  七輪の炭火のごとくで、これまた、なんともいいものです。 

  青森県の森の奥深くで、心あたたまる手料理をもって
  人生に疲れてしまった人たちを救いつづけている佐藤初女さん。
  佐藤さんの著にこんな言葉をみつけます。


  『今日と明日と同じ日というのは嫌い。
   どんな些細なことでもいいから、今日と明日は違わないとダメ。
   だから今の年齢でできることを精一杯やるのです』  
 
『いまを生きる言葉「森のイスキア」より』(著 佐藤初女 講談社)



  私たちの精神を鼓舞し、人生の足どりを前へ前へと進めるものは、
  「志」や「夢」や「目標」など、
  決してきれいに化粧された言葉だけではない。

  「悔しい」という感情が起爆剤となっても、成すべきことが
  「世のため人のために」なることであれば、よしとしたい。
 
 
  子どものように「悔しい」と思える力が、

  実は、変革を導くリーダーに、どれだけ大事なのだろうかと思う・・・。
     

  〜〜〜  
 

  本日は、これにて。
 
  東京の銀杏の葉は緑ですが、北海道はすでに雪景色!

  どうぞ風邪など召されませんよう、
  大切なおからだを、くれぐれもご自愛なさって下さい。
   
  そして、2011年の残り少ない霜月が、あなた様にとって
  生涯の記憶に残るような悔いなきステキな日々で満たされることを
  心よりお祈りしています。

                 
                 
             「元氣・勇氣・やる氣」で!

                 (^人^)         
 

                                 敬具

   平成二十三年十一月二十五日

                             松山 淳より 

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 ◆自問自答◆

 1)私は、悔しい気持ちを大切にできているだろうか?

 2)私は、悔しい目にあったのに、悔しいままに終わらせていないだろうか?

 3)私は、悔しさをバネに、さらなる高みをめざしているだろうか?

※自問自答は、あなたの「心」を見つめる作業です。
 継続することで、見失っていた大切なことに気づくことがあります。
 30秒でもかまいませんので、上の質問を、ちょっと考えてみて下さい。
 終わったら、スクロールして下の【ことば】を読んで下さい!
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 ◆103℃ WORD◆

 「悔しいから、伸びる」  
     
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 ◆追伸◆

  先週末、よく家族ででかける都内の公園に行きました。
  東京湾に面していて、人工の浜辺があります。
  芝生もあって、走り回るにも最高です。

  芝生で走るだけでは、すぐに、子どもたちはあきてしまうのですが、
  その公園には、カニ釣りができる場所があります。
  冬前に、カニたちの食いがたっていたのか、まあよくとれました。
  1時間もやってませんが、合計26匹の大漁。

  ひもに「さきイカ」をつけて、岩場の隙間にするすると垂らす。
  カニが岩陰から、はさみを出して、さきイカをつかむ。
  すると、その奥に隠れていた他のカニもやってくる。
  すぐにあげてしまうと、だめで、じっくり待つ。
  カニがさきイカをちぎり、むしゃむしゃと食べ、
  夢中になっているのを見計らって、すっとひもをあげると、
  カニがばたばたと足を動かして、海面から姿をあらわす。

  「あっ!」。ひきあげたとたんに、カニがはさみを離して、海中に逆もどり。
  娘と次男を手伝っていた私は、大きな声で

   「あ〜悔しい〜」。

  すると、長男(小6)が、一度に4匹も釣りあげ、鼻をふくらます。

  おいおい、親父の威厳が・・・・(泣)

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■発 行 者:アースシップ・コンサルティング 松山淳(43才)
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■ブログ :「リーダーへ贈る358の言葉」
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■発  行:まぐまぐ,melma!

■資  格:・日本MBTI協会 認定ユーザー(Japan APT 正会員)
      ・日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー
      ・日本メンタルヘルス協会認定  基礎心理カウンセラー。

■著  書:『「上司」という仕事のつとめ方』(実務教育出版)
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      『真のリーダーに導く7通の手紙』(青春出版社)
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      『名もなき人の生きるかたち』(文芸社)
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【ことば】
 
「何が自分を成長させるのか、分からないものですね」 

(ソムリエ 田崎 真也)

『日本経済新聞「学びのふるさと」』(2011.11/18付け夕刊)より 

 


松山 淳 JUN MATSUYAMA松山淳顔写真

世界の企業がリーダー研修で使うMBTI自己分析メソッドを用いて、その人らしいリーダーシップを発揮できるようサポートしている。リーダーシップ研修、個人セッション、講演を行い幅広く活躍中 >>>プロフィール

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