新入社員に贈る言葉2017

新入社員に贈る言葉2017

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まっつん

 この「新入社員に贈る言葉2017」は、私が運営するFacebook『リーダーへ贈る人生が輝く言葉』で高評価(いいね!シェアが多い)を得た言葉をピックアップして、メルマガ『リーダーへ贈る108通の手紙』で配信した内容を再構成したものです。次世代のために、もし、お役に立ちそうでしたら、どうぞ自由にお使いになってください。

人間評価から始まり、人間評価に終わる

本田宗一郎の名言
人間的な評価を大切に
学問や仕事がいくらできようと、
人間的に評価が悪かったらダメですよ。
だからぼくはすべて人間評価からはじまり、
人間評価において終わると思うな。
仕事も大事だけれど、人間関係があってこそ、
仕事が成り立つんですからね。
どっちが上かといえば、人間関係ですよ。
人間関係がうまくいかなければ、
人間評価はしてもらえませんよ。

『やりたいことをやれ』(本田宗一郎 PHP研究所)

社会で働き出すと、人との出会いが豊かになります。

人と出会い、仕事が生まれます。
人と語り合い、アイディアが生まれます。
人と手をとりあい、仕事が前に進んで行きます。

だから、自分という存在は、他人に「生かされている」という考え方が大切です。

仕事ができれば「それでいい」。
成果をあげれば「それでいい」。
結果を出せば「それでいい」。

 自分だけの「それでいい」をかき集めていると、見せかけの自由や表面的な心地よさは手に入りますが、いつか「それではよくない」事態に陥ります。自分だけの「それでいい」は、「それではよくない」ことを招き寄せるのです。

 「それではよくない事態」の代表例は、仕事で協力してくれる人が、少ないっていくことです。これはとても困った事態です。どんな仕事も独りではできませんので、仕事そのものが前に進まなくなります。

 そんな困り果てた時に、誰が助けてくれるのでしょうか?

最後の最後、助けてくれるのは、やっぱり「人」ですね。「人」が皆さんを助けてくれるのです。

 だから、社会人になったら人間関係が大事にしましょう。

 かの本田宗一郎さんが「人間評価からはじまり、人間評価に終わる」と言っているように、人間関係がよければ、よい人間評価をしてもらえて、その評価によって、仕事がしやすくなり、その結果、成果をあげて、自分の人生が豊かになっていきます。

人との関係を大切にする。自分という人間の評価を大事にする。

社会の入り口に立った時、このことを胸に刻みましょう!


耳が痛いことを聞く力

考え方ひとつ
自分一人で全部をできる状況などないのだから、
周りの人の走力、体力、知恵と共存しなきゃ。
周りに助けられ自分もチームのためにすべてを尽くす。
自分だけを抜き出して評価するのでなく、
周囲との関係性においてどうかを見ていかないといけない。
周りに関わり、良くしていくことで自分も良くなっていく。

『日本経済新聞「サッカー人として」』(2017.3.3付朝刊「スポーツ面」)

 社会人になると、仕事を通して様々な経験をし、自己成長する機会に恵まれます。経験をすることは、自分の可能性を広げてくれます。ですので、自分の成長を、自分だけに頼るのは、限界があるのです。

 三浦知良選手が言っているように、自分の殻に閉じこもることなく、人と関わっていくことが大事です。

 人と関わり、チームに尽くし、人から教え受けて、自分のした仕事のフィードバックをもらい、改めるべきところは改め、そうして自分という存在は成長していきます。

 つまり、自己成長には「他人」が不可欠なのです。

 人には常に「盲点」あります。これを心理学の言葉で「盲点の自己」と言います。「自分では気づくことのできない自分」を、私たちは常に持っているのです。

 仕事に慣れて、自分で仕事を回せるようになると、怠慢になったり、傲慢になったり、高慢になったりしがちです。そして周りが迷惑しているのに、気づけない。これが人間というものです。

 「盲点の自己」に気づかせてくれるのは、他人です。いつでも他人です。自分で気づけなくても、他人は気づいているからです。

 だから、仕事ができる人ほど「盲点の自己」が、自分や他人に悪い影響を及ぼすことを知っています。そして、「盲点の自己」に気づけるように、他人からのフィードバックを求めるのです。

 三浦選手が、「自分だけを抜き出して評価するのでなく、周囲との関係性においてどうかを見ていかないといけない。」と言っているのは、他人からフィードバックがいかに大事かを伝えています。聞きたくないことを、それだけ聞けるか、です。

 だから、社会人になったら、次のことを心がけてください。

耳が痛いことを言ってくれる人を大切にする。

 耳が痛いこと。それは皆さんにとっての「真実」です。「真実」を伝えてくれる人を持ちましょう。

 今、耳が痛いことを言ってくれる人を持っていますか?

 友達でもいいです、同期でもいいでしょう。働き出したら、先輩、上司…そして、忘れてはなりません、皆さんのお父さん、お母さんは、その代表選手でしょう。

 耳ざわりのいいことばかり聞いていると、人は成長しません。

 仕事のできる人となって、社会で活躍する人材になるために、自分をもっともっとよくするために、耳が痛いこと、フィードバックを受け入れる度量を持ちましょう!


小さい仕事を積み重ねる。

《イチローの名言》ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行く、ただひとつの道
感謝を忘れない
ちいさいことをかさねることが
とんでもないところに行く、
ただひとつの道

『夢をつかむイチロー262のメッセージ』(ぴあ)

 皆さん、イチロー選手のことは、知っていると思います。日本だけでなく、アメリカにおいても、歴史に残る記録を樹立し、多くの人から尊敬されている野球選手です。

 その偉大な記録を抜く日本人が、これから現れるのか。なかなか難しいかなと思いますが、大いに期待したいところです。

 そのイチロー選手が放ったこの言葉は、アスリートだけでなく、社会人になった皆さんにとっても、大切にしたい言葉ですね。

 これから仕事の経験を積み、信頼されるようになると、やがて、大きな仕事を任されることになるでしょう。そこで、頭の中に入れいておいて欲しいのは次のことです。

大きな仕事とは、小さな仕事の積み重ねで、成し遂げられる。

 「チリも積もれば山となる」という諺があるように、結局のところ、大きな仕事とは、小さな仕事の集積できしかないのです。

 だから、小さな仕事をする時に、どれだけ丁寧に心を込められるかが大事です。小さな仕事をおろそかにする人に、大きな仕事は任せられません。逆に、新人時代から、小さな仕事でも手を抜かず丁寧にする人には、大きな仕事を任せたくなるものです。

 皆さんも、それぞれ希望を持って我が社に入社していると思います。希望通りの部署に配属される人もいれば、そうでない人もいます。でも、どんな仕事でも、どんな小さな仕事でも、イチロー選手が言ったように、それを「積み重ねていく」ことが大事です。

 もし、積み重ねていくことができれば、必ず、皆さんは、何かを成し遂げられるでしょう。

ひとつひとつ小さなことを積み重ねていく。

 新社会人の皆さんに私から贈る言葉です。 

(文:松山淳)

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